お役立ち

No.27 志半ばで倒れる人生

イノベーションはどうしたら起きるのだろうか。

グラハム・ベル、トーマス・エジソン、マハトマ・ガンディー、ウォルト・ディズニー、本田宗一郎、キング牧師、スティーブ・ジョブズ・・・。
社会にインパクトをもたらした数々のイノベーター(クリエーターではない)たちは、イノベーションを勉強したりしない。
おそらくイノベーションを起そうとも思っていなかっただろう。

イノベーションに必要なものは、
①止むに止まれぬ当人の想い
②自分の興味・関心ある領域(世界)がこうなったらいいなあいう明確なビジョン(世界観・ありたい姿)
③そのビジョンを実現するための一心不乱な行動力、
ではないだろうか。
その強烈な一つのエネルギーが起こす行動によって、さまざま知識・技術が蓄積され、周囲に共感・応援するネットワーク形成され、社会に大きな変化(イノベーション)がもたらされる。

でも上記の3つがあってもイノベーションが起こらない場合の方が多いことも現実。
輝かしいイノベーターの脇には、「志半ばで倒れた」無数のイノベーターの卵たちの残骸が横たわっているはずである。
普通の人は、99%の努力しても、残りの1%が閃かないのだ。

想いは溢れていたが「志半ばで倒れる人生」。

でも、よく考えてほしい。
その人の代で社会に変化をたらすことはできなかったが、臨終間際まで「志を貫いた人生」とも言える。
「志半ばで倒れる」人生。
素敵ではないか。

その卵の脇から、その「志」を継ぐ者が現れているかもしれない。
その想いのバトンが、世界のイノベーション史の1ページでもある。

 

(2021/6/21)