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No.25 最大のステークホルダーは『地球』

2019年8月19日、アップルやウォルマートなどの米国主要企業の経営者が名を連ねる財界ロビー団体「ビジネス・ラウンドテーブル」が、「株主資本主義からステークホルダー資本主義への移行」を宣言した。

会社は「株主」だけのためにある訳ではなく、①顧客、②従業員、③サプライヤー、④地域社会、そして⑤株主などのさまざまなステークホルダーのためにあるべきという声明だ。
それに呼応する形で、2021年のダボス会議(世界経済フォーラム)のテーマは、「グレート・リセット」となった。
格差社会を生んだ金融・経済システム、そして様々な制度疲労を起こしている社会システムをリセットするということである。(8月開催予定のダボス会議はコロナ禍で中止となってしまった)

その「グレート・リセット」から更に事態は深刻化している。
気候変動・土壌汚染・海洋ごみ・オゾン層破壊・水環境悪化・生物多様性の減少などからプラネタリー・バウンダリー(地球の限界)が叫ばれ、全世界のテーマが「SDG’s」へ一変した。
つまり、地球に対してサステナブル(持続可能)な社会づくりに貢献できる組織(企業)のみ存続できる新世界の到来である。

SDG’s時代の最大のステークホルダーは、既に「株主」でも「顧客」でもない。
「地球」なのである。

 

(2021/5/31)