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No.15 あなたのワクワクスイッチはどこにある

前回のコラムは、ダイソン社が起こしたイノベーション、サイクロン掃除機のエピソードだった。
今回は、掃除だけではなく、家事の時間をも大幅に削減したロボット型掃除機、アイロボット(iRobot)社の「ルンバ」のイノベーションをお伝えする。

開発者の一人は、ジョー・ジョーンズ博士。MITの人工知能研究所(現在のMITコンピュータ科学・人工知能研究所)時代の1988年には既に床掃除機ロボットのアイデアが閃き、研究室でその開発(Rug Warrior=ラグマットの戦士)に着手している。

1991年には、民間企業のデニングモバイルロボティックス社に移った。その後、プロトタイプの「RoboBroom(=ロボットほうき)」を会社にプレゼンしたら、商品開発ではなく遊んでいると誤解され、10日後に解雇された。

ジョーンズ氏は、怯むことなく1992年にiRobot社に入り開発を続けた。今でこそルンバで有名なイノベーティブ企業のiRobot社だが、当時は月末に社員の給料も払えないような会社だったそうだ。
それでも、ジョーンズ氏たちは開発を続け、「Roomba(ルンバ)」が商品化されたのは2002年。
2020年、世界でのルンバの累計販売台数は3000万台を超えている。

諦めない人には、時折イノベーションの神が宿る。
iRobot社のコリン・アングルCEOも、「我々は、ロボットを作るのではなく、未来を創っている」「毎日未来を発明する」と言っている。

壮大なビジョンがあると、諦めない。
自身のワクワクスイッチがONになったら、簡単には諦められない。
あなたのワクワクスイッチはどこにありますか。

 

(2020/9/8)